2012年12月2日日曜日

ホームクリーニング

プロによる自宅内の徹底清掃のことではなく、普段ならクリーニング店へ持ち込みそうな衣類を自宅で洗うという庶民派なそちらのほう。

洗ったものはダウンジャケット、着用シーズンに入ったばかりでもう洗ってしまうのは、霜が降りた数日前の早朝に仕事場の表の掃除の際に水で薄めた液体クレンザーをうっかりかけてしまったからだ。

何度拭き取っても乾くと白く跡が浮いてしまう、クレンザーの中の微粒子状の研磨剤がダウンジャケットの表生地の目に入り込んでいるのであろう。

ちなみに自宅で洗うのはこれが2度目。

ぬるま湯に洗剤をごく少量入れ、ネットにダウンジャケットを納めてひたすら優しく押し洗いと念入りすすぎ3回で軽く脱水、せっかちな私に不似合いな作業、だが、時間はそれほどかからず難しいことではない。

軽く脱水した後に布団乾燥機のエアバッグに抱かせるよう乗せて上からビニールを掛けて2時間運転、おおまかに乾いたところで衣類乾燥機で1時間運転。

・・・なんだか洗う前よりもパンパンに膨れているのはカラカラに乾いているせいだと思う、白い跡も完全に消えている。

クリーニング代の2,000円をケチろうと思ったわけではないのだが・・・、いや、ほんとは思い切りケチりたかったのだ(笑)。

まだ東区の香椎にダイエー香椎店があった頃、そこの1階にテナントで入っていたメンズ店の閉店セールで4割引きで売られていたダウンジャケット、なのでかなり古いものだが手首のゴムを替えたくらいで変色は無し、リップストップな生地でもないのにいまだに無傷で、コンバースのロゴが今風な「CONS」ではなく「Converse」な一着である。

これに限らず中学時代のペンケースや高校入学時の関数電卓、社会人になって初ボーナスで買ったマクレガーのピーコート等、物持ちがいいなと自分でも思う、そのぶん新しいものや流行りには疎いのだけれど。

今回のホームクリーニングは廉価で、羽毛以外の生地はナイロンのみという品で、自宅の衣類乾燥機がヒートポンプ式だったから楽にできたことだ。

水洗いが適さない素材だったり、数万円もするような品なら怖くてとてもではないが自宅では洗えないし、仮に洗えばそういうものに限って滅茶苦茶になってしまいそうな気がする、溶けたようにバラバラにでもなってしまったらどうしよう? 考えるだけでも怖い(笑)。

さて、乾いたダウンジャケット、また仕事の行き帰りにお世話になります、洗うのはなかなか面倒臭いのでうっかり汚さぬようにせねば。