2009年2月11日水曜日

薫長酒造


「ところにより一時雨」などという予報が信じ難いほどの晴れの休日を、部屋でゴロゴロ過ごすのが勿体無くてドライブに出掛けた、高速に乗って40分弱、向かうは九州自動車道から大分自動車道へ逸れた先の大分県の日田まで。

今日は薫長(くんちょう)酒造の酒蔵開き、電線を地下に埋設し電柱を無くしたという街の景観美化策の記念行事と重なって、豆田町は交通規制と見物客でかなりの混雑。

駐車場の空きがやや離れた場所にしかなかったのでそこに停める、片道で8分ほどを歩いて豆田町へ。

この日ばかりは通常であれば有料の各記念館や資料館も無料で入館可能、ただし、カメラでの撮影は禁止。




パッと見では酒蔵と思えぬ設えの入り口、似たような駅舎をテレビで見たことをふと思い出しました、ズラリと並ぶタンクには絵が掛けられており、ひとつひとつ追って行くと・・・。




ほら、この目元、なにか・・・どこかで見覚えのあるようなモデルさん・・・、米倉斉加年さんがお描きになった森光子さん。




急勾配の階段を上がった2階の様子は昔の作業場を模した様子、ステップの幅が狭いので上がる時は大丈夫でも、降りる時が踏み外しそうで怖かった。

もっとリアルな現場も隣の棟や蔵で目にすることはできそうだったのですが、いかんせん酒はデリケートなものなので部外者が土足で易々と立ち入ることなど以ての外。

そこは職人さんたちのみ入れる聖域なのだ。




・・・ほら、やんわりと押し返されてしまいます、当然ながら。

お土産は300円の酒粕と800円のぐい呑み付きの小瓶、それと100円の酒饅頭も欲しかったのですが、蒸しあがり予定時刻に行ってみると、あっという間に売り切れてしまっていた。

特に御婦人がたに大人気だったそうで。

それと朝の天気予報、あれだけ晴れていたものが北寄りの空からにわかに曇って暗くなったかと思えば・・・、ワイパーが必要なほどの雨が帰り道の杷木町あたりから降ってきた。

車なので試飲はできず、土産物を幾つか買った、高速道路を使えば日田は近い。