2018年5月18日金曜日

周平はカレーのお兄さん

歌手の西城秀樹が亡くなった、まだ63歳というではないか、急性心不全らしい。

このブログを見ている人の中には世代の違いから西城秀樹が誰なのか分からないという人もいるだろう、私が若かった頃は郷ひろみや野口五郎と共に新御三家と呼ばれていた人気歌手だったのだ、決して最近の人ではない、昭和そのもののアイドルだったのだ。

よく知っているとは言っても私は特にファンでもなかった、先に書いた新御三家のどの人にもそうだ、しいて言うならば野口五郎の「青いリンゴ」や「私鉄沿線」が好きだったという程度だ。

だが、テレビで目にする機会は圧倒的に西城秀樹が多く、そういう点では最も親しみのある人だった、なんと言ってもハウスバーモントカレーのCMに10年以上登場していたのだ、イントロ部分の「ハウスバーモントカレーだよ〜」の歌声と締めの「秀樹、感激!」というフレーズを覚えている同年代の人は多いだろう。

そしてカレー以外にもうひとつ、TBSのテレビドラマ「寺内貫太郎一家」の長男「周平」役もよく覚えている、凄く若かったのに父親役をしていた小林亜星と取っ組み合いの親子ゲンカも売りのひとつだったドラマで、内容が微妙なエピソードとそのセリフ等から今では放送できないようなドラマではあるが毎週楽しみにしていたのだ。

今ではDVDで売られているのかもしれないが、このあたりは断言できない。

参考にYoutubeから動画を・・・とは思ったが、数がありすぎるので各自検索して見てもらえればと思う、もちろんそこには周平役の西城秀樹の姿も多い。

産まれ来る人もいれば亡くなり去る人もいる、それは命あるものの自然の摂理、私より先に逝った多くの人たちがそうであったようにいずれ私も去って行く、そしてその後に続く人もまた然り、そうやって時代は変遷する。

誰かの訃報を耳した時に昔を思い出しては物思いに耽ってみる、一抹の寂しさあるけれど仕方のなさがそれを押し流してくれる。

そう、それはもう仕方のないことなのである。