鍋にお湯を沸かし、片や急冷用の氷水を用意、小皿に小葱と下ろし生姜も用意したのは全て夕食の素麺のため。
こんな暑い日は手の込んだものなど面倒くさくて何も作りたくない、暑さだけでなんとなく疲れてしまうのだ、なので今日は手間のかかりそうなもや油ギトギトなしつこそうなものは避けて簡単に済ませます。
友人で素麺には生姜という人は少ない、ほとんどわさびなのである、もちろんわさびも美味しいのですが、私は生姜そのものが好きなので素麺にも欠かせない。
生姜の消費量はかなりのもの、煮物(青魚やレバー)には特によく合う、これを読んでいる方々もよくご存知のはず。
鶏の唐揚げ用の下ごしらえにも欠かせない。
あんまり好きなので冷奴や焼肉にたっぷり添えて食べたら・・・お腹を壊したことがある、意外と刺激が強そうで腹も驚いたのであろう、それ以来ほどほどにしている、まあ、これを読んでいる方々は腹を壊すようなそんな食べ方などしないであろうが。
さて、その「素麺」、隠れた美味しい組み合わせでは麺つゆに梅干やラッキョウの甘酢(ほんの少量)入れてみるという食べ方がある、たまに行く食堂のおばちゃんが教えてくれたのだ、友人にはタバスコを1滴垂らすと美味しくなると言う人もいる。
麺にメカブやオクラを乗せ、そこへ麺つゆを直にかけるという食べ方もなかなか美味しいもので、ヌルヌルが麺によくからんで食欲が無い時でもスルっと入る。
ごま油で手早く炒めるというのも焼きビーフンっぽくて美味しい、味付けはシンプルに塩とコショウ、具は細く切ったキャベツでも豚肉でも水っぽくならないのであればなんでも好きなものを。
ただし、焦げ付きやすいのでテフロン加工のフライパンが吉。
うだるような暑さで少しばかり疲れてしまい、今日は素麺と、鶏のササミと豆腐とシメジの煮物、それとキュウリと生姜の即席漬け(塩モミして絞っただけ)とであっさりとした夕食を済ませた。
ごちそうさまでした、明日も暑いのだろうか。
2014年7月7日月曜日
消えぬ雫あと
畳んだ傘から勢い良く雫がボタボタと落ちる、その傘を玄関あたりの壁に立てかければ雫はコンクリートの通路を伝い、細い水の筋となり緩い傾斜に沿って排水口へと伸びて行った。
それが正午少し前のこと。
数時間後の夕方、傘の水気も切れた頃かと玄関内に入れようと手にしてみれば・・・まったく乾いていない、それどころか通路に伸びた水の筋は濡れたまま残っているではないか。
首回りや手のひらに纏わりつくようなこのじっとりとした湿気、湿度が高くて何もかも乾きようがないのだ、晴れていれば手洗い後に残った手の甲の水玉などよそ見をしている内に風に拐われてしまうというのに。
こんな日、実家では狭い庭の花壇にナメクジが出てくる、普段は花壇の縁のブロックあたりに潜んでいて、雨が続くと縁側近くにまでやってくる、ヘビやクモは平気で触れるのだがミミズやナメクジ、コウガイビルなどは気持ち悪くて無理である、あの粘液っぽいヌルヌルした感じが変な病原菌を持っていそうで嫌なのだ。
まあ、そんなもの好きで触る人など滅多にいないだろうけど。
雨続きで洗濯もなかなか思うようにならない、室内は外より若干温度が高いぶん逆に湿度はいくらか低いので風さえ回してあげれば洗濯物でもほとんど(完全ではない)乾かせる、残りの湿り気は乾燥機で力任せの仕上げ運転か。
そんな夕方は日没間際に数分だけ日差しが差し込んだ台所の窓辺、オレンジ色の夕陽で室内がパッと明るくなったひととき、日差しを手のひらに当ててみたのは何日ぶりだろう?
本当にわずか数分だけのことだった(1日でいいからすっきり晴れて欲しい)。
数日後に大型で強い台風が日本列島に沿って駆け抜けようとしているらしい、計算方法の違う2通りの進路予想は九州本土か本州への上陸を予想していて外れようがなくなってしまったのかもしれない。
先立って南西諸島は厳戒態勢なのだとか、シケの予想は波の高さで10mになるという、大きな被害が出ませんように、どうかご用心を。>皆様
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